美ノ谷靖夫とは

-食べものは看板や能書きじゃない、味が勝負だ。美味しいければいいじゃないか-


1947年北海道生まれ。実家の和菓子屋の老練な職人が「東京にはこんなお菓子がある」と作ってくれたフランボワーズとブッシュドノエルに感激し、マスターしたく東京六本木にある有名フランス菓子店へ修業のため上京。

 その店のフランス人経営者に仕事ぶりが認められ、フランスの料理人と菓子職人の最高権威者であるジャン・ドラベーヌ氏を紹介され、27歳でフランスに渡る。

 ドラベーヌ氏の元で料理と菓子を学ぶ中、本場フランスで型破りの多角的な才覚を発揮し、フランスの最高権威である「Meilleur Ouvrier de France(メイユール・ヴーヴリエ・ドゥ・フランス)フランス国家最優秀技術者賞」(菓子部門)を授与される。現在までに日本人で授与されたのは美ノ谷靖夫ただ一人である。

 フランスではパティシエ(菓子職人)だけではなくコック(料理人)、シャルキュティエ(食肉加工職人)の修業もした非常に珍しい日本人である。

 帰国後は日本のフランス料理の権威「ムッシュ」こと故小野正吉氏の推薦で有名ホテルのベーカー長に就任。その後フランス菓子店「レブリー」、レストラン「カメリア」をオープンするが企業コンサルタントに専念するため閉店。(丸大食品、アマタケ、ハナマサ、海珍物産、トラスト、ハンネルファーム等々の商品開発に従事)

これまで雑誌・TVなどの取材を極力断ってきたので「幻の料理人」の異名で呼ばれてきた。

今回、人生の集大成としての魂を込めた菓子作りを思い立ち、多くの人に世界最高峰の本物の味わいを知ってもらう為、満を持してラ・ベルファムをオープン。


Meilleur Ouvrier de France(メイユール・ヴーヴリエ・ドゥ・フランス)

 

Meilleur Ouvrier de France(フランス国家最優秀技術者)の略で、フランス文化の最も優れた継承者たるにふさわしい高度の技術を持つ職人に授与される称号。

3年に1度選出されるかされないかの権威ある称号で、仏和辞典には「日本における人間国宝にあたる存在」とある。フランス大統領が直々に証明書を発行し、エリゼ宮にてメダルが授与される。

フレンチトリコロールカラー襟のコックコートは、MOF所持者だけが着用を許されている名誉の証である。現在までに菓子部門において日本人で授与されたのは美ノ谷靖夫ただ一人である。

 

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